PsychoPyの実験プログラムのサンプル のバックアップ(No.8) - 井関龍太のページ

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PsychoPyの実験プログラムのサンプル のバックアップ(No.8)


PsychoPyで実験を作る

PsychoPyは,無料で使えるオープンソースの心理学実験ソフトウェアです。
無料の実験ソフトはたくさんありますが,直接プログラムのコードを書くことなく,実用的な実験プログラムを簡単に作成できることがPsychoPyの特色です。
PsychoPyの基本については,PsychoPy講座PsychoPyを使った初学者向けの心理実験環境の構築PsychoPy Builderで作る心理学実験をご覧いただくのがよいと思います。

このページでは,PsychoPyの基本的な使用法を身に着けた方がより実践的な実験プログラムを作成するにあたってのヒントになるようなサンプルを提示したいと思います。
各コンテンツのタイトルは以下の通りです。

全般的なTips

PsychoPyを使っていて気がついたことなど(必ずしも正しくはないかもしれません)。

基本的に,日本語は使わないようにしましょう

PsychoPyはUnicodeに対応していますが,エンコード関係のトラブルは少なくありません。
つまり,日本語変換を経由して入力する文字を使うと,それだけの理由でプログラムがうまく動作しないことがあります。
日本語を使っていてもうまくいくこともあるのですが(これがややこしいところです),問題は,うまく動作しないときにその原因がプログラムの作り方にあるのか,日本語(2バイト文字)を使っていることにあるのか区別がつかなくなるところです。
ファイルの編集内容や指定におかしなところがないか何度も何度も確認してさんざん頭を悩ませた結果,結局のところ,ある一部分に日本語の名称をつけていたから動かなかっただけだとわかったときには相当の徒労感を味わうことになります。
ファイル名やファイル中のコンポーネントにつける名前,実験プログラムに関連づける刺激の画像や動画,条件を指定するcsvファイル,これらを格納するフォルダ名等々,関わりのあるものの名称には直接入力(英数半角)だけを使うのが無難です。
日本語を使うのは,提示するテキスト(文字・単語)や教示の中身として,つまり,刺激の内容として提示する場合に限定しましょう。

拡張子に気をつけましょう

PsychoPyでは,刺激ファイル(画像や動画)や条件ファイルを指定する際に,拡張子まで明示的に記述する必要があります。
実験ファイルと同じ階層にあるファイルを指定したはずなのに読み込めないといったときには,拡張子を正しく記述しているか確認してみましょう。
可能ならOSで拡張子を表示する設定にしておきましょう(Windowsを使用している場合)。

PsychoPyのパフォーマンスは使用環境に依存します

たとえば,きちんと設定したはずなのになぜか刺激が画面に表示されないと思ったら,指定した提示時間が短すぎてそのPCのスペック(CPU,メモリ,グラフィックボード等)では処理しきれないせいだったということがあります。
このときは,提示時間の設定を長くすると同じPCでも無事刺激を表示できるようになりました(しかし,それでは実験として困るわけですが)。
また,提示時間が短いままの設定でも,他のPCとモニターでは期待通りに動作しました。
つまり,あるプログラムがうまく動かなかったとしても,必ずしもプログラムに間違いがあるとは限らず,他のPCならうまくいくことがあります。
インストール直後の動作チェックの結果はよく確認しましょう。
また,画像ファイルが表示されない場合,画像形式を変えるとうまくいくことがあります(pngはダメでもjpgならOKなど)。
さらには,同じ画像形式でもアルファチャンネル(透明度の情報)を含むかどうかといった細かい設定を変えるとうまくいくことがあります。
動画ファイルの場合,mp4はダメだけどavi形式なら大丈夫,ただし,情報を圧縮していないaviのみ再生可能ということもありました(しかも,この動画形式の選好はOSによっても違います)。
うまくいかない場合は,プログラムのファイルをいじるだけでなく,できることをいろいろと試してみる必要があるということです。また,ユーザーフォーラムをよく確認しましょう。

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